あまり知られていないかもしれませんが、Andersonの学生のキャリアを支援するParker career management centerは、生徒及び卒業生の満足度で世界No.2のランキングを誇ります(economist, 2018)。心に大きく描いた夢を画餅で終わらせず、達成させるための環境が整っています。ここでは、具体的なandersonのキャリアリソース、過去の実績、夏のインターンに向けたタイムラインをご紹介したいと思います。

 
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Past Performance

 

日本人学生の主な Internship 実績(Class of 2009 以降、注の無いものは日本)

  • テクノロジー:Google、Amazon、楽天、IBM(米国)、Yahoo!(米国)、ServiceNow(米国)

  • コンサルティング:McKinsey & Company、Boston Consulting Group(BCG)、Bain & Company、Strategy&、EY Parthenon(米国)、経営共創基盤(IGPI)、Roland Berger

  • 投資銀行:Goldman Sachs、Deutsche Bank、ブティック系投資銀行(米国)

  • 事業会社:General Electric Japan、Johnson & Johnson、Unilever、Eli Lilly(日本・米国)、20th Century Fox(日本・米国)、Abbott Laboratories(米国)

  • ベンチャーキャピタル:Plug and Play、K Fund Capital Management

  • PEファンド:Advantage Partners、Integral

 

日本人学生の主な Full-time Position 実績(Class of 2009 以降、注の無いものは日本)

  • テクノロジー:Google、Amazon、Microsoft、楽天、IBM(米国)

  • エンタメ:Amazon Studio

  • コンサルティング:McKinsey & Company、Boston Consulting Group(BCG)、Bain & Company、Strategy&、経営共創基盤(IGPI)、A.T. Kearney、Deloitte

  • 投資銀行:Goldman Sachs、Deutsche Bank、野村證券

  • 事業会社:General Electric Japan、Johnson & Johnson、Unilever、Philip Morris International、Eli Lilly(日本・米国)

  • ベンチャーキャピタル:UTEC(The University of Tokyo Edge Capital Partners)

  • 起業(日本・米国)

 
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​Timeline for Summer Intern

 

渡米前

5月から7月にかけて、ビジネス・スクール合格者を対象とした様々なイベントが日本で催されます。留学生採用に積極的な企業からの情報を得られたり、また他業界からの留学生から話を聞く事ができます。留学準備の忙しい時期ではありますが、参加しておくと色々な話が聞け、各企業及び他のビジネス・スクールの合格者とのネットワーキングができます(入学してしまうと中々横のネットワークは広げにくいので、オススメです)。

会社によっては渡米前に個別面談がセッティングされるケースもあります。面談及びレセプションは企業の採用プロセスの一環です。渡米前に興味のある企業の人事担当者にコンタクトして、MBA採用予定やスケジュールを確認しておく事も効果的です。

 

入学後

米国採用の場合は、サマーインターンのインタビューは12月〜3月に行いますが、日本採用を行うコンサルティングファームや金融機関は、フルタイム採用に合わせ、9月末から始まるケースがあり、新学期早々、説明会や申し込み要項が舞い込みます。

また米国での就職活動を行う場合には、多くのネットワーキングを行う必要があります。米国では推薦(referral)というシステムがかなり定着しており、企業の内部の知り合いの方々に推薦をお願いすることで、面接に招待されやすくなります。これらの意味でも、入学後すぐに始まる​AndersonのRecruiting Eventsの機会を逃すことなく、リソースを活用し尽くすことが肝要です。

 

ボスキャリ

11月に開催されるボストンキャリアフォーラム(通称ボスキャリ)では、名だたる投資銀行、コンサルティングファームや事業会社が参加し、フルタイム採用と合わせてサマーインターンの採用活動も行っています。ボスキャリ時または事前に1次選考を行い、後日電話面接や、冬休みに東京で最終面接というケースが多いようです。

キャンパスでの採用活動はほとんどが米国採用に関するものになりますので、日本採用でのサマーインターンを考える学生にとっては、このボスキャリが一つの重要な機会となります。英語での書類提出が求められることも多く、Andersonのリソースを使って練り上げた書類は、必ず担当者の目に留まるはずです。

 
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Career Resource

 

Parker Career Management Center

多くの学生にとってビジネススクールに来る実質的な目的が就職である背景から、就職支援の重要性は日本と比較にならないものがあります。上述の通り、AndersonのParker Centerは生徒及び卒業生の満足度で世界No.2を誇り、その充実ぶりには目を見張るものがあります。​パッと思いつく限りでも、以下の手厚いサービスを受けることができます。

  • キャリアカウンセリング:プロのカウンセラーによる個別のカウンセリングを受けられます。

  • 自己分析ワークショップ:性格診断テストのようなものを通して、人生の価値観や仕事の位置付けを分析することができ、キャリアの方向付けの一助とできます。

  • 企業・業界情報の提供:企業説明会や卒業生との交流会の機会が数多くあり、生の情報を得ることができます。(特に秋学期には、毎日のように各業界のトップ企業の説明会が開催されます)

  • レジュメ、カバーレター、インタビューの指導:基本的な心得から具体的なテクニック指導、個別の添削も受けられます。(アメリカ国内で通る書類の作成には、日本とは比べ物にならない深度が必要とされます)

  • アプリケーションシステム:キャンパスで説明会を行うほとんどの企業に対し、一元化されたAndersonのアプリケーションシステムから出願を行うことができます。(On-Campus Recruiting(OCR)と呼ばれ、とても効率的な出願プロセスです。キャンパス外で自らインターン先を探すことももちろん可能です)

  • 留学生支援ワークショップ:米国就職を希望する留学生向けの、ビザ手配等に関する説明会が行われます。

 

Anderson Clubs

Andersonには、数十のクラブ(学生が主導する公認組織)があります。クラブを大別すると就職・業界系、地域・民族系、趣味系の3系統です。主な就職関係のクラブには、Anderson Tech Business Association, Entertainment Management Association, Entrepreneur Association, Investment Finance Association, Anderson Real Estate Association, Management Consulting Association, Marketing Association等があります。各クラブは、業界関係者やAnderson 卒業生を招いてのスピーカー・シリーズ、レジュメブックの作成、キャリア・ナイト(業界数社からゲストを招いての交流会)の企画、2年生から1年生に対するアドバイスやレジュメの添削、模擬面接、DOJ(Days on the Job:企業訪問ツアー)の企画等、就活学生と業界のコネクション作りを図るための、考えつく限りのあらゆる支援活動を行っています。

 

その他、Anderson学生に限らず日本人学生一般を対象としたリソースとして、Career IncubationAXIOM 等があります。詳細はリンク先の公式ホームページをご覧下さい。